本年も残すところ、あとわずかとなりました。
日頃より、やまもくの家づくりにご理解とご支援を賜り、心より御礼申し上げます。

今年を振り返ると、建築業界を取り巻く環境は大きく変化し、資材価格の高騰や人手不足、価値観や暮らし方の変化など、工務店としても多くの課題と向き合う一年となりました。

そのような中で私たちは、「これからの工務店に何が求められているのか」、「地域に根ざす工務店として、どのような役割を果たすべきか」を、改めて見つめ直す時間を大切にしてきました。

一棟一棟のお住まいに真摯に向き合い、木造建築ならではの良さを活かしながら、お施主様の暮らしに寄り添う家づくりを積み重ねてこられたのは、ひとえにお客様、協力業者の皆さま、そして現場と向き合い続けてくれた社員のおかげです。
この場をお借りして、心より感謝申し上げます。

来年、やまもくは次のステージへと進みます。

これまで大切にしてきた「一生付き合える工務店」という軸はそのままに、想いや考え方、会社としての姿勢まで含めて選んでいただける、より分かりやすく、より伝わる工務店を目指してまいります。

家づくりは、単なる建物をつくる仕事ではなく、暮らしや人生、そして地域の未来を支える仕事だと私たちは考えています。

だからこそ、設計力や施工力にとどまらず、工務店という仕事の価値や魅力を、次の世代へと伝えていくことにも力を注いでいきます。

変化を恐れず、しかし本質は見失わず、これからも「やまもくに頼んでよかった」と言っていただける仕事を、愚直に積み重ねていく所存です。

本年も誠にありがとうございました。
どうぞ皆さま、良いお年をお迎えください。

来年も、やまもくをどうぞよろしくお願いいたします。


※出張先で撮影した空港での写真